オープン システムのデータ収集装置

本モニタリングシステムは、市販のPC/AT互換機を使用した「オープン システム」です。
お客様のご使用状況に応じて、測定項目、想定条件、測定方法等の設定を自由に
選択することができます。

データモニタリングのための基本機能を有していますので、簡単な設定で、
高度なデータ収集が可能になります。

収集したデータを、解析するための「解析ソフトウエア」も準備しており、
データの整理、分析はもとより、
提出書類の作成も容易にできます。
周辺装置の制御機能を内蔵でき、金型冷却水制御、刻印機制御等々の
小規模の制御が可能です。



基本機能

  収集データの演算

     ・データの「微分」「積分」
     ・各種演算
      「最大値」「最小値」、低速射出速度、高速射出速度、高速射出位置、充填時間、ビスケット圧 等々

  収集データの監視
     ・
データ毎に、上限未到達、下限未到達、範囲外の監視


  センサーの校正
     ・センサーの特性の設定と校正

  モニタリング開始とデータ収集開始の設定

  収集データの種類:
 
    @アナログ信号
       計測用で標準の、4-20ma0-5V,1-5V, 0-10Vのアナログ信号を入力できます。
        ・温度        金型温度、保持炉温度 冷却水温度 等々
        ・圧力        キャビティ内真空度 鋳造圧力 等々
        ・流量        離型剤、潤滑剤、冷却水等の流量
        ・位置、速度    アナログ出力のワイヤセンサー
        
データの加工  上記データの微分、積分

    Aデジタル信号
      計測開始、終了信号の入力、パルスカウント、状態信号等々のデジタル信号を入力できます。
        ・計測制御     ショット開始信号、各種モニタリング開始信号
        ・位置計測     パルス出力の射出位置計測
        ・流量計測     パルス出力の流量計測
        ・回数        ショット回数
        ・データの加工  上記データの微分、積分

 
    B通信データ
      制御装置やホストコンピュータのデータを、通信で接続し、データの共有ができます。
        ・制御装置との通信
        ・ホストコンピュータとの通信
        PLCとの通信


  収集データの例
    収集したデータの表示例です。
    収集中の「トレンドグラフ」、収集したデータのグラフ表示及び収集データ表示です。

     



データの解析・評価「オフライン解析ソフトウエア」


     
現場から離れていても、TCP/IP通信、CD−R、FD、メモリスティック、等で、データをアクセスできます。

  
ログデータの表示

   


          表示する項目を選択します。        グラフの表示スケールを設定します。
     
      時間スケールの設定をします。                 表示項目および時間スケールを
      「全体表示」選択時は、最も時間の長い項目の時間に     変更した場合、このボタンを押します。
       自動的に調整されます。
       「一画面表示時間スケール」選択時は、次画面下の
       ボタンで、時間をスクロールできます。